9月29日(水) 3年生の成人看護学実習Ⅲ(緩和ケア)のナラティブ発表会の風景です。
1限目、2年生は老年看護方法論Ⅱ(健康障害を持った高齢者の看護)の授業の一環として1事例のみでしたが先輩の発表を聞く機会を設けていました。
実習での振り返りを通して、看護とは何か?
改めて考えています。
2年生は、先輩の発表を真剣に聞いています。
涙をにじませる学生も・・・
学生の発表より 一部抜粋
*最期までその人らしくいられるようにするためには、価値観・人生観を尊重し、少しでも苦痛の緩和となるような方法を考えて援助することが大切であるが、そこには科学的根拠に基づいた判断による全身状態の把握と相手の思いを察し、相手の立場に立って考える「こころ」が必要であると考える。
*人は一人では生きていけない。死を前にした時、身の置きようのない痛みと苦しさで本当に不安な時に、人のぬくもりや温かさ、自分を大切に想ってもらえるということが、ケアを通して患者さんに伝わることで苦痛は軽減され、薬物療法だけでは取り除くことのできない全人的苦痛を緩和できると思った。
学生一人一人、良い体験ができたようです。